赤ちゃん、子供まで遊べるおもちゃの定番といえば積み木。
我が家の子供たちも、赤ちゃんの時から積み木で遊んだおかげなのか、小学生3年生の上の子は
・ 立体図形の問題が得意
・ 算数が好き
・ 集中力と粘り強さ
があり、積み木遊びがもたらす知育効果の高さを実感しています。そんな我が家が赤ちゃんの時から愛用し知育効果があったおすすめの積み木と積み木がもたらす具体的な知育効果をご紹介します。
Contents
積み木の知育効果とは
まずは積み木遊びをすることでどのような知育効果があるのかまとめてみました。
五感を刺激
0歳の赤ちゃんは、積み木を見て、触って、舐めて、嗅いで、叩いたりしながら、積み木について徹底的に探求することで、五感である視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を発達させていきます。
最初のうちは舐めていた積み木も成長とともに積んだりできる新たな遊び道具に変化し常に子どもの好奇心をそそり長年にわたり遊び続けられるおもちゃになるのも積み木の魅力です。
想像力と創造力が高まる
積み木を作っては壊し作っては壊しという遊びを繰り返し大人では思いつかないような作品を作るようになります。こういった大人には無意味と思われるような遊びの中から自然と子供の想像力と創造力が身についていきます。
これらは社会に出た時に必要とされる能力です。
想像力(イメージ力)とは、何か物事を自分の頭の「中に」思い描くことですが、例えば、仕事ではお客様や取引先の相手の心を読み取りニーズを汲み取る力が必要になってきます。そして、相手や市場で必要とされるものが何かわかった時に、創造力(クリエイティブ力)を働かせて新たなものを創りだす力が必要になってくるのです。
想像力と創造力は大人になって身につく能力ではなく、子供の頃の遊びの中で育んでいくものです。そして、それに有効的なおもちゃが積み木なのです。
集中力と達成力
自分でイメージしたものを積み木を使って作り上げたいという情熱がかりたてられ完成するまで集中してやります。途中で崩れたり、イメージしたものと違って壊したりしながらも頭でイメージしたもの無我夢中で作っている様子は真剣そのもの。そして、完成した時の満面の笑みと誇らしげな姿を見ると、お父さんもお母さんも幸せな気分になります。
こういった集中力と達成力は、小学校になり学習を始める時に必要になります。これらの能力を持っていると、難しい問題が出てきたとしても、諦めず最後まで粘り強く解こうと必死に努力します。これはできた時に味わえるあの達成感があるからです。
空間認識能力
空間認識能力(くうかんにんしきのうりょく)とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・ 間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。
小学校になると積み木を使った立体図形の問題が出ます。立体に積み重ねられた積み木の数は何個あるのか、どちらが数が多いのか、など。
こういった問題がパッとわかる子と、全くわからな子の差は、幼児期に積み木などの立体図形でたくさん遊んだ経験があるかないかです。
「組み立てると立方体となるのはどれ」の展開図問題や、「この線で切った断面積は」などは、空間認識能力が必要になり、小学校受験から大学受験まで、このような問題はしつこく出題されます。
赤ちゃんの頃から積み木という遊びを通して、「脳」の空間を認識する「頭頂連合野」を鍛えて脳の成長を促すことで、空間認識能力を育てるのがいいです。
空間認識能力を育てると、お料理の段取りや整理整頓が上手だったり、予想して動ける人間になる。
赤ちゃんから幼児期までに遊ばせたいおすすめの積み木5選
いろいろな積み木がありますが、0歳から6歳までの幼児期までに遊ぶと効果があると感じたおすすめの積み木をご紹介します。
シンプルな木の積み木
天然の木で作られた木の積みは定番として赤ちゃんの時から触れさせてあげるのがおすすめ。
我が家の子供達も、赤ちゃんの時から、積み木を見て、触って、舐めて、嗅いで、叩いたりしながら遊んでいました。
円柱、 直方体、半円柱、四角柱などの形のバリエーションがある積み木がおすすめです。なぜなら、その分、想像力が豊かになりいろんなものを作り上げることができるからです。
積み上げやすく色のある積み木
積み木を最初は積み上げるのも難しい赤ちゃん。そこで、積み木の面白さを味わえる積み木はないかと探している時にママ友におすすめされて購入したのがこのネフ社の積み木
赤ちゃんでも簡単に積み上げられる設計なので導入にはぴったりでした。
くもんのキューブ積み木
積み木遊びも達人になってきたので、3歳頃に購入したのがくもんのキューブ積み木です。平面と立体を作り上げる構成。
平面図形はこんな感じ
立体図形はこんな感じ
問題が付いていて、見ながら作り上げるので、まず絵を理解するところから始まります。裏に隠れている積み木は幾つだろうか実際に遊びながら楽しく覚えていけます。
ちなみに、全国統一小学生テスト3年生算数の問題で立体図形が出てくるので、小さい頃からキューブで遊んでおくのがおすすめ
上の子は、このくもん図形キューブつみきのおかげで図形や空間認識能力もつきました。
賢人パズル
凸凹のキューブパズルを立体にはめていくもの。立体図形にはまってくる時期におすすめです。
一旦やりだしたら、完成させるまではまりこむキューブ。ここまでくれば立体図形に強くなります。
イージーキューブ
賢人パズルより少し上級者向け。
こんな形のキューブ
平面の問題
立方体の問題
空間認知力が鍛えられます。
まとめ
0歳の赤ちゃんの時から成長に合わせて遊んだ積み木。図形や算数脳を鍛えるには、とにかく赤ちゃんのうちから遊びながらやるのがおすすめです。小学生で算数や図形が苦手な子は、小さい時に積み木で遊んでない子が多い傾向にあります。